メダカをなれさせる方法

朝方は冷え込むようになって来ました。
季節は一気に秋です。
そろそろ冬越しの準備も気になりますね。

さて、うちのメダカ水槽です。

medaka1003-1.jpg

だーれもいません。寂しい水槽です。

ところがあることをするとこの通り!

medaka1003-2.jpg

わらわらとメダカたちが集まってきます。

medaka1003-3.jpg

睡蓮鉢も少し成長した楊貴妃メダカや黒めだかが悠々と泳いでいるだけですが・・・。

medaka1003-4.jpg

こちらもタナゴがそわそわしながら現れます。

medaka1003-5.jpg

あっ、こちらの睡蓮鉢はえらい懐いているので、最初から集まってきます。

さて、どうやってメダカやタナゴを慣れさせているかというと・・・

ドボドボーと入れる足し水です。

足し水=餌をもらえるという図式がお魚さんたちには出来上がっているようです。
よく鯉もパンパンと手を叩いてから餌をあげていると、手を叩くだけで寄ってくるようになるといいますね。それと同じ原理です。

魚も意外と(失礼!)頭が良いんですね。

でも、もちろんその後にはご褒美をあげないといけませんね。

medaka1003-6.jpg

メダカも餌をパクパク。

medaka1003-7.jpg

タナゴも乾燥赤虫をバクバク。

どちらも元気に育って、冬越しの体力をつけて欲しいです。

台風の傷跡 野外飼育は注意

台風15号すごかったですね。
震災の日に続いて、帰宅難民になりましたが、今回は21時ごろには電車が復活したのでなんとかなりました。

尋常ではない風と雨でベランダのビオトープも被害を受けました。
ベランダなので屋根があるから・・・と対策は水位を減らしておいただけでした。

ところが、こんなすごい台風は初めてでした。
倒木や停電もありましたし。

うちの飼育容器の被害状況です。

medaka0924-1.jpg

水槽は高さがあるからか被害なしです。
特に水が溢れることもありませんでした。

medaka0924-2.jpg

楊貴妃メダカの稚魚用バケツです。
ヒドラの被害からよく洗って復活させました。
こちらは立地的に一番奥だったので、あまり水が溢れなかったようです。
稚魚の姿も見えるので、被害は少なかったと思われます。

medaka0924-3.jpg
今年生まれのメダカのいる睡蓮鉢です。
こちらは水も溢れまくったようですが、メダカが大人なので無事だったようです。
さすがは野生的な黒めだか。
洪水対策は本能で知っているようです。

medaka0924-4.jpg

メダカの稚魚とタナゴが入った睡蓮鉢。
なぜかグリーンウォーターが透明になりました。
台風で水が入れ替わったのでしょうか!?

こちらはある程度大きくなった稚魚は無事でしたが、生まれたての稚魚はどうなったかわかりません。
激しい風と雨で睡蓮鉢は波打っていたようなので、生まれたての稚魚にそんな体力があるかどうか・・・。
ミニサイズの稚魚は見つけられません・・・。

medaka0924-5.jpg

こちらはタイリクバラタナゴ。
無事な上に透明度が上がって姿がよく見えるようになりました。

翌朝、ベランダの排水溝にはホテイ草とアマゾンフロッグピットが多数溢れていました。
そんな中、水溜りにいるミナミヌマエビを1匹レスキューすることができました。
すごい生命力です!

ミナミヌマエビはもともと何匹いるかわからないので、どうなったかわかりません。
今もたくさんいるので、そんなに被害にあっていないと思いますが・・・。

結論としては、大人の魚は少々の台風では乗り切るだけの生命力がアリ。
稚メダカはそこまでの泳ぐ力がないので、オーバーフロー対策は必須!
野外飼育をしている方は注意してくださいね。

2つの野外睡蓮鉢ビオトープの比較

9月も後半だというのに暑いです・・・。
真夏と温度もたいして変わりませんね。

メダカを野外飼育しているビオトープでは1週間で水がかなり干上がります。

biotope0919-1.jpg

こんな感じ。(汚いですが・・・)
ちなみに普段はこれくらいです。

biotope0919-2.jpg

そして、もう一つの睡蓮鉢も水がかなり干上がります。
1週間に一度じゃなくて、こまめに足し水をしろという話ですが。
ちなみに足し水だけで水替えはしていません。

biotope0919-3.jpg

ところで、この2つの睡蓮鉢。
同じ場所で隣り合って設置しているのですが、ずいぶん環境が違います。

まず大きな違いは水です。
白は透明ですが、青はグリーンウォーターと対照的です。

鑑賞には透明な方が良いのはもちろんですが、どうやら青鉢の方が環境が良さそうです。水草の元気を見るとわかります。

アナカリスの比較です。

biotope0919-4.jpg

biotope0919-5.jpg

青鉢の方がアナカリスの葉っぱが青々として元気そうです。

お次は、アマゾンフロッグピットの比較です。

biotope0919-6.jpg

biotope0919-7.jpg

こちらも青鉢の方が明らかに元気そうです。
白い方は溶けているのかな?
日当たりはいいのになぜでしょう・・・。

見てわかるようにどちらも青睡蓮鉢のほうが元気がよいようです。

違いといえば、鉢の色と底砂の種類です。
白い方は五彩砂、青い方が田砂です。

 

普通に考えると、田砂の方が低床に向いているということでしょうね。
やはり田んぼの土がビオトープには最適ということですね。

掃除が大変ですが、もともと野外飼育ではあまりしないので、今後作るときは田砂にしておきます。

biotope0919-8.jpg

でも、どちらのメダカも元気そうなので良かったです。
楊貴妃の稚魚もどんどん大きく育っています!