月別アーカイブ: 2016年7月

タイリクバラタナゴの飼育も長くなりました

アナカリスの花とメダカ

 

毎日曇天でなかなか晴れ間にならない関東地方でしたが、ようやく梅雨明けしました。これから暑くなりそうなので、屋外のビオトープのお世話にも気をつけてくださいね。

写真はアナカリス(オオカナダモ)の小さな白い花です。今年もかわいい花を咲かせています。

 

睡蓮の花芽

嬉しいことに睡蓮の花芽が上がってきました。

昨年は起き場所が悪かく日当たりがイマイチだったので、花芽をつけることはありませんでした。今年はその反省もあり、日当たり良い場所に移した効果がありました。まあ、毎日曇り空でしたが。

ん、よく見ると・・・。

 

タイリクバラタナゴ

タナゴが姿を現しました。

例年この季節になると浮上してきます。いつもはメダカの稚魚を混泳で飼っているので、稚魚の餌狙いで浮上してきているのかと思っていました。

でも、今年は稚魚を本気で育てているので、バケツ飼育です。ということは、関係なくこの時期には浮上してくるのね。

 

エサを探すタイリクバラタナゴ

沈んだ淡水魚のエサを必死で探しています。かなり狭いところに果敢に攻めていきますね。

春先に水面に来てじっと動かない時があって、指でついてみるとトロトロと深いところに潜っていくことがあって、長く飼育しているからもう寿命なんだろうなあ、と思ったこともあったのに・・・。

あれはなんだったのか?

ちなみにタイリクバラタナゴの寿命は4~5年くらいのようですが、うちのは5年は生きているのでそろそろ寿命なのかも・・・。

 

口を開けるタイリクバラタナゴ

ガッと口を開いてエサを食べに来るタナゴ。

ところで、私がタナゴの飼育を始めたのはかなり長いです。ガサガサで捕まえたことがきっかけです。

当時、埼玉県西部の田園地帯の用水路にメダカを採りに行っていました。メダカの大量の群れやドジョウ、小鮒、アメリカザリガニなどが採れていました。しかし、それもトリコと呼ばれる業者的な人に荒らされて激減していましたが。

たまには気分を変えるために、埼玉県東部の田園地帯にガサガサに行きました。あまり採れなかったのですが、その中に背ビレの黒い斑点のある背高な魚がいて、なんだろうと持ち帰りました。まだアクア初心者で、今ほど日本の淡水魚に詳しくなかったです。

 

睡蓮の花芽とタナゴ

睡蓮の花芽とエサを食べに来たタイリクバラタナゴ。

そのすばやく泳ぐ謎の魚を飼っているうちに、タナゴだとわかりました。さすが利根川水系まで遠征した甲斐があります。釣りキチ三平で外人が手の平の上に何匹乗るかの釣り大会で優勝した、というエピソードを思い出しました。

それ以来、タナゴには馴染みがあってずっと飼っています。

 

餌にがっつくタイリクバラタナゴ

餌をもらえると思って浮上してきたのにあげないと、機嫌を損ねて出てこなくなるけど、しばらくして見るとしっかりエサを食べ終わっているタイバラさんですが、これからも元気にエサを食べて長生きして欲しいです。

メダカの稚魚が生後1ヶ月を越えたので親メダカと混泳させる

梅雨もゆるんできて、猛烈に暑い日も出てきました。ベランダでビオトープの手入れをしていると、汗が噴き出してきます。みなさまも熱中症にはお気をつけください。

夕立なのか激しい雷雨が降るときもありますので、水溢れの対策も忘れずに。

 

楊貴妃メダカの稚魚生後1カ月

さて、今年生まれのメダカの稚魚もすでに生後一ヶ月をすぎている個体がいます。ずいぶん大きく成長してきました。

稚魚用のエサをあげているため空腹ではないようですので、針子を襲ったりはしていません。・・・が、それもいつまで持つかわかりません。中には藻にからまって死ぬ子などもいますし、弱っているのを食べてしまうかもしれませんし・・・。

 

楊貴妃メダカの稚魚を捕獲

捕獲成功です。水面に浮いてきている時にうまくゲット。

足し水や水替えをするときようのプラコップで捕まえました。網だと針子も巻き込んでしまうのでコップが一番。

針子がたくさんいるとコップでも一緒に入ってしまいますが、そういう時は一緒に親メダカのいる容器に移して、すぐに針子だけ救出すれば問題ありません。動きが遅いので、簡単に再捕獲できます。

 

楊貴妃メダカと生後一ヶ月の稚魚

親メダカのプランターに移してみました。

比べてみると、身体の大きさも色もずいぶんと違います。色はかなり薄いので楊貴妃メダカに見えませんね。これから色揚げしてくるといいのですが。

 

親めだかに追われて浅瀬に逃げる子メダカ

親の楊貴妃めだかも見慣れぬ小魚を追い掛け回します。葉っぱの上や浅瀬など親メダカが侵入しづらいポイントに逃げていますね。

 

ホテイ草の陰に身を潜める子めだか

子メダカの姿が見えないので、食べられてしまったか?と探し回ったら、ホテイ草を除けたら下から出てきました。根っこの中で見つからないように退避中・・・すこし気の毒・・・。

 

餌取りに参加する楊貴妃メダカの稚魚

もう一匹の子メダカも捕まえたので、親メダカと同居させました。

仔メダカにも性格があるのか、こちらは物怖じせず積極的に餌食いにも参加です。追いかけられてもサッと逃げては、エサ取りに加わっています。

 

親メダカと混泳する子めだか

2匹並んでポーズ。

仲間ができたからか、姿を見せるようになりました。そして、親メダカは無視して、この二匹でプチケンカをやりあっています。どうやら親メダカとの混泳は無事に成功したようです。

子メダカを親メダカと一緒にするタイミングは難しいです。一般的にカラダの部分が1.5cmになったらと言われたりしますが、少なくとも1ヶ月は同居させないほうが良さそうですね。