月別アーカイブ: 2016年5月

楊貴妃めだか容器のプランターのリセットをしました

ベランダの限られたスペースで飼育している都合上、楊貴妃メダカはプランターで飼育しています。ちなみに、アイリスオーヤマのライズボールです。

このプランターがすごく苔まみれなので、リセットすることにしました。リセットとは、一旦容器の水や土を全部出し、洗ってきれいに初期状態に戻すことです。

 

飼育環境の悪い楊貴妃メダカ

藻まみれで住環境が悪い楊貴妃メダカ。

過去のブログを見ると、2014年のゴールデンウィークに設置していました。こういうときに記録があると便利ですね。まさにweblogですね。かねだいで毎年ゴールデンウィークに生き物買っているのに今年は行かなかったよ・・・。

 

楊貴妃メダカinバケツビオトープ

水草ごとバケツに避難中。警戒しているのか水中に隠れています。

 

ビオトープのリセット

プランターの水を抜いていきます。

汚いですねえ。アナカリスも藻まみれ・・・。

 

プランタービオトープ

洗ってきれいにしました。完全にはきれいにならなかったですが、洗剤使うのも嫌なので、まあ、いいや。

 

田砂

底砂は入れようかどうか迷いましたが、田砂を入れることにします。

 

田砂を洗ったにごり

田砂も汚れが出ますので、一度水洗いしましょう。

 

姫睡蓮を入れたプランター

姫睡蓮のポットを入れて、水を注ぎました。この状態で一晩寝かすことにします。

 

楊貴妃メダカがバケツに慣れた

翌日のバケツの様子です。楊貴妃メダカたちは慣れたのか、姿を見せています。

心なしかこちらの方が清潔だからか、快適そうに見えます・・・。

 

プランタービオトープのリセット完了

プランターに楊貴妃メダカを戻しました。

プランターの新しい水を減らして、バケツの飼育水を足していきます。水は元々の飼育水と新しい水と半々くらいでしょうか。急激な環境変化はないと思います。

 

新環境で楽しむ楊貴妃メダカたち

リセットして綺麗になったので、楊貴妃メダカたちも快適そうです。

いつまで持つかわかりませんが、このままの状態でいてほしいところです。

姫睡蓮の植え替え方法。今年は花が咲くか!?

楊貴妃メダカをベランダのプランターで育てていますが、何が悪かったのか苔だらけの藻だらけの水質悪そうで困っています。

今年はついにこのプランターをリセットする気になりました。

 

姫睡蓮の植木鉢は苔だらけ

姫睡蓮もこの調子です。昨年は花も咲かなかったので、植え替えには絶好のタイミングではないでしょうか?葉っぱは出ているけど、こんがらがってグチャグチャです。

 

睡蓮の土とプラポット

ホームセンターで買ってきたのはこちら。その名もズバリな『睡蓮の土』と4号プラポット植木鉢(12cm)です。睡蓮の土という名前ですが、原材料は焼成赤玉土・赤玉土・バークたい肥(樹木の皮を発酵させたもの)と書かれているのでおかしなものではないようです。

 

睡蓮の植え付け・植え替え方法

この「睡蓮の土」の裏に親切にも植え付け・植え替え方法を書いてくれています。これにのっとって忠実に行いたいと思います。(単に調べたりするのが面倒くさかったとも言う)

 

①鉢から取り出したら古い土をキレイに洗い流す。根がびっしり詰まっている時は半分くらい切り落とす。

 

睡蓮の植え替えで古い植木鉢の様子

うへあ、睡蓮鉢を持ち上げると、ヌルヌルで気持ち悪いです。まさにコケがびっちり・・・。

 

睡蓮の根っこの土を落とす作業

植木鉢から取り出して、言われたとおりに古い土をきれいに洗い流します。

たまにしかやらない作業でも気持ち悪いですね。洗濯機の糸くずフィルターを掃除しているような感じです。(なぜかこの業務のみ出番が回ってきます)

 

②鉢の穴を鉢底ネットで塞ぎ「鉢底石」を敷き、茎の頂部が鉢土の表面より少し出るように高さを決めて、根を八方に広げて入れます。

 

睡蓮の植え替え 鉢にネットと鉢底石を入れる

言われたとおりにネットを入れて、鉢底石を敷きました。

 

③茎頂が真ん中にくるように配置し、根の間に「睡蓮の土」を丁寧に入れていきます。(土を押し込んだりしない)

 

睡蓮の植え替えで土を入れて睡蓮を置く

こんな感じでしょうか。根をもっと切り落としたほうが良かったかな。

 

④茎頂が鉢土の表面より若干出るように植え付けます。「睡蓮の土」は鉢いっぱいに入れます。

 

水練の植え替えで土を茎頂まで入れる

土をいっぱいに入れました。葉っぱが弱々しい感じなので、早く水に戻してやりたい・・・。

 

よし、ここまで来たらあとは水を入れてあげるだけですね。ひとまず退避用のバケツに植木鉢を置き、直接かからないように水を入れてきます。

 

睡蓮の植え替えで水を注いだらゴミがいっぱい

土から出てきたゴミのようなもの(おそらくバーク堆肥のクズ)がいっぱい浮かんでいますね。水が入って、姫睡蓮も少し元気が出たような気がします。

このまま落ち着かせて、次はいよいよプランターのリセットです!リセットが終わったら、この植木鉢を投入する予定です。

 

植え返した姫睡蓮の現在

ちなみに現在では立派に葉も伸び、水上に顔を出しています。

元気に育っているようなので、ぜひ花を咲かせて欲しいですね。

メダカ産卵のためのホテイ草投入時はスネールに注意

ゴールデンウィークが終わり、喪失感の中、次の連休を待ちわびております。ゴールデンウィーク中に撮影したバラの花です。

 

赤いバラの花

黄色いバラの花と蕾

まだ蕾の状態が多かったので、ちょうど今ごろ満開になっているのでしょうね。

 

産卵した楊貴妃メダカ

暖かくなり、メダカたちが産卵を開始しました。楊貴妃メダカもお尻に卵を付けています。

 

孵化しそうなメダカの卵

アオミドロや藻を掃除していると、そこにくっついた卵を採卵できるのですが、すでに孵化しそうなところまで成長した卵が取れることがあります。

下手したら孵化した稚魚も食べられていたかもしれません。掃除しながら卵を探すのは大変なので、ホテイ草を導入することにしました。

 

ホテイ草

ホテイ草(ホテイアオイ)を買ってきました。すぐに睡蓮鉢やメダカの鉢に入れてはいけません。モノアラガイやサカマキガイなどのいわゆるスネール(小さな巻貝)がかなりの確率で付いているからです。今までいなかったのにスネールが入ってくる侵入経路は水草によるものが多いです。

そのため、投入する前にしっかりと水洗いをしないといけません。ジャブジャブと洗ってもすべて取れるわけではないので、しばらくバケツに隔離します。油断して姿を現したところを駆除するわけです。それでも根の隙間や薄皮のようなものに隠れているので発見するのは困難です。

毎年、布袋草を入れるたびにスネールがついて来るのでトラウマになっています。昨年はそれがないシュロの産卵床に変えたくらいです・・・。

 

ホテイ草についたサカマキガイの卵

サカマキガイの卵が付いていました。真ん中のゼリー状のものが卵です。

サカマキガイは極小さいのが一匹いましたが、他にはいなそうなので、何回も洗っているうちに取れたのかもしれません。しかし、よく見ていると卵が付いていました。ホテイ草の子株ごとちぎりました。

ただし、これはスネールが侵入するのが嫌な場合です。別に気にならないし、増えてもいいのなら対策する必要はありません。爆殖するので気持ち悪いですが・・・。

また、どれだけスネールが混入するかは店の管理状態によります。きっちりしていてスネールの混入などない店もあれば、ホテイ草を入れている容器がサカマキガイだらけで嫌な予感しかいない店もあります。

気になる方は、安心な店で買うなど十分気をつけてくださいね。

 

 

楊貴妃メダカのお尻に卵

楊貴妃メダカが順調に産卵しています。ホテイ草の効果がどうなるか楽しみです。

 

ホテイ草の根にメダカの卵

効果はばっちりで、根にメダカの卵が付いていますね。

基本的に土日しかビオトープの手入れをできないので、1週間後に見てみたらたくさん付いていました。ホテイ草の効果は絶大です。

ちなみに、スネールが入るのが嫌な場合は、シュロの産卵床もオススメです。私は鉢の管理状態が悪くて、藻や苔まみれになってしまいましたが・・・。

しかし、今年はきれいに楊貴妃メダカのプランターもリセットできましたので、その報告もまたしますね。