カテゴリー別アーカイブ: メダカ飼育2015

屋外飼育で困ること 1週間でアオミドロが増殖

お盆時期が近づいて、いよいよ夏休みも本番ですね。
連続猛暑日も和らぎ、今週末の関東地方は少しだけ過ごしやすくなりました。

 

 

黒めだか

しかし、猛暑の影響は大きかったです。
水が干上がり、綿状の苔・藻・アオミドロが大繁殖しています。

卵が産み付けられていて、産卵床の役目は立派に果たしていますね。

 

黒めだか

全体写真です。ヤバイです。
光合成をして、泡を含んで膨れ上がり、メダカが泳ぐのも困難になっています。

 

楊貴妃メダカ

楊貴妃メダカも同じような状況です。
もわもわっとした藻がいっぱいです。

 

楊貴妃メダカ

全体像はクロメダカの鉢ほどひどくありませんが、泳ぎづらそうです。

これは掃除してあげなければいけませんね。
汗だくになりながら作業すること30分くらい。ベランダや庭での作業は熱中症に気をつけてください。

 

アオミドロ

どっちゃりと採れました。
水上に上げてしまうと、あまりたいしたことがないという・・・。

アオミドロにたっぷり卵が産み付けられているので、採る作業が大変です。

手触りでコリコリしたものがあると取ります。卵のときもあれば、ヒラマキミズマイマイであったり、カワコザラガイの殻だったりでなかなか骨の折れる作業です。

 

黒めだか

少しはマシになりました。
メダカ達も泳ぎやすそうです。

 

楊貴妃メダカ

楊貴妃メダカもゆっくりエサを食べられるようになりました。

しかし、毎週この調子でアオミドロが繁殖したら大変です。
何かしらの対策が必要ですね。

まずできることといえば、

1.直射日光を遮るために、簾を少し設置してみます。
2.エサの残りで富栄養化している可能性があるので、エサの量を減らします。
3.いつもは足し水ばかりですが、少し水換えもしてみます。

さて、これでどうなるか楽しみですね。

ついに晴れた!ビオトープも元気

関東地方の7月はずっと雨が降り続いていましたが、今週末はついに晴れました!
気温も30℃近くなり、いよいよ夏を思わせる気候です。

 

楊貴妃メダカ

久々の天気に楊貴妃メダカもテンションが上がります。
藻も大繁殖しており、汗だくになりながら飼い主が撤去する羽目に・・・。

 

クロメダカ

クロメダカも日差しを浴びながら、エサを貪り食っております。
もうずいぶん慣れてきたので、エサのタイミングがわかるのか自然と集まってきます。

 

ゼラニウム

ゼラニウムも元気な花を咲かせました!
梅雨の晴れ間か梅雨明けか、太陽の光が生き物たちに元気を与えています。

 

メダカの稚魚

メダカの稚魚も孵化ラッシュ。
日が差さないからか気温が上がらず低水温でしたが、温度上昇により一斉に孵化しました。

毎朝確認しても生まれておらず、ヒドラを退治するのが日課だった朝とは大違いです。
稚魚の数を数えるのを次の日課とすることにします。

 

メダカの稚魚

黒めだかの稚魚のアップと受精卵の様子です。
う~ん、細い!

卵は間もなく生まれてきそうです。

 

メダカの稚魚

そういえば、一匹だけ大きくなったクロメダカの稚魚は親のいる睡蓮鉢に移しました。
追い掛け回されながらも、すばやく距離をとり、生き延びています。

この睡蓮鉢でもっとも機敏にすばやい泳ぎを見せています。
今年もこれでクロメダカが大人になりそうです、稚魚もどんどん孵化してきているので、他にも大きくなる子もいるでしょう。

かわいそうなので楊貴妃メダカの卵もまた採り始めました。
夏だしどちらも元気に育って欲しいですね!

クロメダカが増えない・・・理由は何?

梅雨で涼しい日が続きますが、バケツをひっくり返したような豪雨が降る日もあります。
ベランダのビオトープにも水が入り込んで溢れないか心配な日々です。

 

メダカの稚魚

稚魚睡蓮鉢でも個体差が出てきたメダカの稚魚。
大きい方が楊貴妃メダカ、ちびが黒メダカです。

 

楊貴妃メダカ

訳あってまだ小さいかと思いましたが、楊貴妃メダカの稚魚を成魚と同じプランターに移しました。
幸い普通に食べられることもなくやっています。

そうした理由は、今年はクロメダカの稚魚がまったく大きくならないからです。

 

メダカの稚魚

生まれていない訳ではありません。
過去の写真を見てみても、クロメダカの稚魚も何匹か生まれています。

でも、針子より大きくなりません。
いくつか仮説がありますが、楊貴妃メダカの方が成長が早く強いのかもしれません。

 

クロメダカ

どうした?クロメダカたち。
目が赤い個体もいますね。

ホテイ草がないからあまり産卵しないのでしょうか?
でも、同じ条件でも楊貴妃メダカは産卵しています。

藻にくっついた卵を取っていますが、採る前に食べてしまっている?

 

クロメダカ

もう一つの可能性は数が多すぎることでしょうか?
睡蓮鉢の中には30匹ほどのクロメダカがいます。過密飼育というほどではないと思うのですが・・・。

一番、可能性があるとすれば、新しい血が入っていないこと。

我が家のクロメダカはすべて天然採集ものです。

最初は埼玉県の某水田地帯の用水路から採ってきたメダカたち。
この水田は2000年ごろに行ってたときはすごかったです。

メダカだけでなく、小鮒やドジョウ、アメリカザリガニなども採れました。
魚影が濃く、1000匹単位の巨大な群れがいっせいに泳ぐ姿も見られましたが、そのせいかトリコ(販売目的での採集)も多くいたような気がします。

そして、静岡県の某市の水田地帯の用水路。
埼玉県ほどではありませんが、ここも比較的容易にメダカを掬うことができました。

夏になるとイベントとして、メダカの採集に行っていたのですが、最近は行っていません。
あまり採れなくなり、ボウズの日も出てきたからです。確実に自然は破壊されていっているのですね・・・。

それ以降、限られた中で交配が続いているので、血が濃くなっているのかもしれません。
奇形のようなメダカは生まれていませんが、あまり成長しないのはその辺に理由があるのかも?

とりあえず、今年の残りのシーズンはクロメダカを中心に採卵していきたいと思います。
せめて一匹でも大きくなって欲しい。

そして、できれば自然採集にも行ってみたいですね。