カテゴリー別アーカイブ: ビオトープの生物

タニシの飼育も楽しい!メダカのお供にどうぞ

スカパーでアニマルプラネットに大はまりしています。
自然の美しい映像や動物の姿がダイナミックに流れていて、ついつい見てしまいます。

お魚系もありますが、残念ながら海がほとんどで淡水魚は出てきません。
淡水バージョンも放送されるといいなあ。

昆虫シリーズや猫シリーズなど、いろいろあって楽しめます。
興味ある方は一度見てみてください。

いきなり脱線しましたが、本日の主役もやや脱線気味です。
需要ないかもしれませんが・・・。

タニシがビオトープで大繁殖しています。

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左側の丸で囲ったのが、稚貝です。
これでもすでに成長していて、生まれたてのはもっと小さいです。

ホテイ草の根やアマゾンフロッグピットの根などによくくっついています。
だから、移したつもりがなくても、バケツや別の睡蓮鉢でも姿が見られます。

タニシの名誉のために言うと、よく勝手に増えて困ると迷惑がられているのはタニシではありません。

サカマキガイやモノアラガイです。
これは雌雄同体でゼリー状の卵を産みつけ、それこそ爆殖します。

それと違い、タニシは雌雄異体で卵も産みません。
卵胎生なので、いきなり稚貝として生まれてきます。

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右の触覚がくるんとカールしているのが、オスです。
背中の苔の背負い具合がなかなか渋いですw

まあ、何が楽しいかといわれると、アレなんですけどね。
なかなかかわいいやつです。

いわゆるジャンボタニシは別種で(スクミリンゴガイ)赤紫の卵を産んで気持ち悪いですし、水草を食害しまくる外来種なので、決して手は出さないでくださいね。

たくさん生まれても、冬の間に数が減ったりして増殖を続けることもないので基本放置しています。
メダカやエビに悪さをしたり、食べたりすることもないので、無害ですよ。

よく知恵袋などの質問でタニシがメダカの卵を食べるか?というのがありますが、私の感覚では食べないと思います。きちんと確かめた訳ではありませんが・・・。テキトーですみません。

でも、メダカの卵はいっぱい残っているから、きっと濡れ衣さー。

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ミナミヌマエビの稚エビも問題なく育っているようです。
ビオトープの賑やかしにいかがですか?

イトトンボのヤゴが羽化しました

本日から関東地方はまたも猛暑です。
しばらく35℃が続きますので、熱中症にはお気をつけください。

もう一つ気をつけたいのは、ゲリラ豪雨。
最近の集中豪雨は突然やってきますので、雨水が降り注ぐ屋外でビオトープしている方は、雨水対策にも気をつけてくださいね。

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さて、ベランダビオトープの睡蓮の3番花が咲きました。
あいかわらずキレイです。

すでに4番花の花芽も浮上してきています。
そろそろこれで終了ですかね。

と、睡蓮を眺めていると驚きのものを発見しました。
それはこれです。

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トンボのヤゴの抜け殻です!
器用にもたまたま長く成長した睡蓮の葉の茎を利用しています。

運が良いのか、他のものを利用しても羽化したのでしょうか!?

このヤゴは以前睡蓮鉢に侵入した奴ですね。

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かわいそうですが、見つけ次第メダカ保護のために駆除していたのですが・・・。
睡蓮の植えている鉢は、底が深いタイプなのでなかなか見つけられずに逃げ切ったようです。
果たして楊貴妃メダカが調子を崩したのは、ヤゴによる襲撃のせいだったのでしょうか!?

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いました!

羽化したばかりだったのか睡蓮鉢のすぐそばのオリーブの木にすがっています。
羽を乾かしているのかカメラを向けても逃げません。

まあ、イトトンボになってしまったのでもういいですが、できれば来年は訪問しないでもらいたいものです。

ただ、トンボが無事に成虫になり、メダカやタナゴもちゃんと生き延びる環境はビオトープならではの魅力ですね。

ビオトープで飼ってきた生き物その1

本日は趣向を変えて、今までビオトープで飼ってきた生き物を紹介します。
それもこれもネタ不足が原因なのですが、生き物を増やさないとビオトープも変わり映えしませんね。

今回はガサガサで採集してきた魚たちです。

クロメダカ

ビオトープの定番ですね。メダカのいないビオトープなんて・・・というくらいの存在です。
旺盛に産卵して、簡単に増えるので繁殖の楽しみがあります。

うちの子たちは、埼玉県で採集した個体と静岡県で取った固体です。
埼玉県はメダカが多いのか、田んぼの用水路で1000匹単位の群れで泳いでいました。
メダカの学校レベルではありませんね。

ところが、毎年採りに行っていたのですが1年、2年と経つうちに数が激減していました。
トリコのような人をよく見かけたので、そのせいかもしれません・・・。
引っ越して遠くなってしまいましたが、今ではどうなっているのか、機会があれば見に行きたいです。

どじょう

かわいい顔をした底モノです。沈んだ餌を食べてくれる働き者です。
ビオトープでは底の浅い容器に入れないと姿を見ることができないという欠点があります。
また、外に飛び出してしまうことが多いので、注意が必要です。

こちらもメダカを採りに行ったときに、底の泥をすくったら入りました。
子供のドジョウは小型ですごくかわいいです。
他の魚と一緒に飼えるので、オススメです。

フナ

田んぼの水路でメダカを狙ってガサガサしていると小鮒がよく取れます。
大人しく混泳可能ですが、長く飼っていると大きく成長してくるのでそのときでも大丈夫かどうか・・・。少し心配です。


タイリクバラタナゴ

こちらも埼玉県某所でメダカを採ったとき、よーく見ると少し違う魚がいました。
体高が高く、背びれに黒い斑点があります。
なんだろうと思ったら、タイリクバラタナゴの稚魚でした。

メダカに比べるとすばやいです。
でも、エサをあげているとメダカと同じように人に慣れますし、混泳も問題ありません。
婚姻色は赤くて綺麗なバラ色です。

残念ながら繁殖には二枚貝が必要ですので、なかなか難易度が高いです。
二枚貝は飼育が難しく、すぐに死んじゃうからです。

自然採集してきて飼ったことがあるのはこれらです。
どれも飼いやすくてお勧めですよ。