カテゴリー別アーカイブ: メダカ飼育2014

秋のメダカ 稚魚たちもがんばる

秋になり、屋外飼育のメダカ達も元気です。
夏の暑さも薄れ、クールビズもそろそろ終わり、衣替えの季節です。

先週に続き、また台風がやってくるのでビオトープや屋外で飼育している方は戦々恐々ですね。
何も被害がなく、無事に通り過ぎてくれるといいのですが。
そもそも、上陸しなければいいのに・・・。

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クロメダカの稚魚は大きくなり、親メダカと一緒に餌の争奪戦を繰り広げています。
もうあまり見分けがつきませんね。

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アナカリスの小さな花が咲きました。
アナカリスも増えすぎなので、さっぱりとトリミングしてみました。

秋が深まってきて心配なのは、遅生まれの稚魚たちです。

 

 

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バケツで泳ぐ楊貴妃メダカの稚魚たち。
成長速度にバラつきがあるようです。

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アップにしてみました。
色はまだまだ白色です。

遅く生まれた稚魚たちは冬までにどれだけ大きくなるかが勝負ですね。
無事に越冬できる大きさになって欲しいです。

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今年生まれの楊貴妃メダカの先輩たち。
色揚げはいまいちです・・・。

来年にはもっとオレンジ色になるのでしょうか?

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タニシの稚貝も生まれていました。
チビタニシの四兄弟です。

なかなかかわいいですね!

 

メダカも好きな天然餌

今週末は台風が日本列島を襲い、猛威を振るいました。
西日本のメダカ飼育者さんが大丈夫か心配です。

大雨は屋外飼育者にとって、メダカが流れ出さないか恐怖ですね。
今回の台風は洪水被害もあって、メダカだけではなく人間にも恐ろしかったです・・・。

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穏やかな晴れの日の楊貴妃メダカ。

自然界のメダカが泳ぎ回って探しているもの・・・それはもちろん餌です。

特に待ちわびているのは、天然餌。
ミジンコのようなプランクトン。
そして、水面に落下してしまう虫などを待っている訳です。

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成長してきた楊貴妃子メダカも色が濃くなってきました。
よく見ると、問題の天然餌がたくさん写っています。

 

 

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アブラムシ?です。
アマゾンフロッグピットや睡蓮の葉、ホテイ草の上はもちろん、
アナカリスの水上に出た部分にまで器用に取り付いています。

特にこの睡蓮鉢は、稚魚用なので天敵が少ないのか、よく増えています。

見た目にも植物にもよくないので、駆除しましょう。
アマゾンフロッグピットをつついて、水面にアブラムシを落とすと・・・。

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水を弾いて浮いています。
そして、必死に泳いで陸地を目指しています。

ところが、そんな姿を見て、すぐにメダカが食べに来ます。
目高と言われるように目が上についているので、見逃しません!

あっという間に駆除完了です。
餌もあげずに済むので、助かります。

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子メダカだって、がんばって駆除に協力します。
天然の餌を食べているからか、すごく元気です。

大人のメダカになるのもすぐですね!

大きくなった子メダカと親メダカを一緒にするときの緊張感

梅雨もなかなか終わらないので、冴えない天気が続きます。
晴れ間が出るとうれしくもありますね。

大雨があったり、大型の台風が来たりでこの時期も油断なりません。
雨水が直接飼育している鉢や器に入る場合、しっかり対策しておきましょうね。

現在の我が家のメダカの飼育状況は、稚魚用のバケツ、少し大きくなった仔メダカ用の睡蓮鉢、親黒めだか用の水鉢、楊貴妃メダカ用のプランターです。

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こちらは稚魚用のバケツです。
大きさにバラつきがありますが、仲良くやっているようです。

少し大きくなった稚魚は、仔メダカ用の睡蓮鉢に移動させます。
そのままにしておくと、大きくなったメダカが生まれたての稚魚を食べてしまう恐れがあるからです。

 

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魚もかなり大きくなってきました。
タイリクバラタナゴと同居していますが、お互いに干渉せず仲良くやっているようです。

楊貴妃メダカの子のはずですが、色揚げがまったくされていません。
まるでヒメダカですね・・・。

次に待つ試練が、仔メダカの親メダカとの同居です。
どのくらいのタイミングで合流させるか、少し悩むポイントです。

口に入らない大きさになっていても、追い掛け回されてストレスになってもかわいそうです。

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一匹試しに入れてみました。
中央の小さめのメダカが、今年生まれの仔メダカです。
あまりにいじめられるようなら、戻そうと思います。

話は変わりますが、アオミドロが大繁殖しています。
光合成?の泡がいっぱい付いていて、見苦しいです。

おそらく餌のやりすぎで水が富栄養化してしまっているからです。
ビオトープをやっていると、苔の問題は悩ましいですね。

苔取り要員のミナミヌマエビやタニシでも太刀打ちできません。

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逆にタニシまでも苔まみれになってしまっています・・・。

こんなときは少し多めに水替えをしてあげるといいです。
大発生したアオミドロも取り除きます。

卵をよく産み付けているので、確認しながら取るのが面倒ですが。

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ちょっとはすっきりしたでしょうか?
まだ残っていますが、とりあえず親メダカはスイスイ泳げるようになったようです。

仔メダカも追い掛け回されていないので、大丈夫そうです。

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こちらの楊貴妃メダカは元気なのですが、全然産卵しません。
まあ、2、3匹は生まれているので、良しとしましょう。

来年はまたがんばって欲しいですが!
いや、今年もう少しがんばっていただいてもいいですけど・・・。