カテゴリー別アーカイブ: ビオトープ

ビオトープがアオミドロだらけに!対策したい

睡蓮鉢のメダカの稚魚ですが、少し大きくなってきました。
タナゴ、ドジョウ、ミナミヌマエビと混泳していますが、問題ないようです。

koke-1.jpg

このまま順調に大きくなってもらいたいです。
最近は産卵していないようなので、今年はこれが最後かも。

もう一つの睡蓮鉢で事件が!
こちらは2週間前の画像です。

koke-2.jpg

うっすらとアオミドロが苔てきているようなのですが、それほどでもありません。
ところが、わずか2週間後でこの状態です。

koke-3.jpg

汚い!
景観上かなり問題がありますね。
こんなにアオミドロが発生してしまうとは・・・。

9月にもかかわらず毎日の暑さと直射日光が当たりすぎでしょうか?
なんとか対策したいです。

エビさんは稚エビも孵化して増えていますが、とても取りきれない様子。
タニシも暑さで姿を見せません。

なんとかアオミドロの除去や対策をしたいです。
手で取るしかないかな・・・。

睡蓮鉢ビオトープの生き物

睡蓮鉢でスイレンを育てる場合は、ぜひ一緒に生き物も入れましょう。
メダカやエビを入れたほうが、生態系が安定しますし、ボウフラも食べてくれます。

睡蓮鉢でも簡単に飼育できる生き物を紹介します。

メダカ

kuromedaka.jpg

ビオトープの主役といえば、やはりめだかです。
写真のメダカは、黒めだかです。
天然ものを田んぼで採集してきました。

観賞用に品種改良された昔ながらのヒメダカや
白メダカ・青メダカ・楊貴妃・ダルマメダカなどもいます。

飼育はとても簡単で、越冬も可能です。
また、繁殖も可能で春から夏にかけてたくさんの卵を産みます。

komedaka.jpg

子メダカです。
増やしたい場合は、親メダカと離した方がいいですね。

ホテイ草などの浮き草に卵が産み付けられているので、
ホテイ草ごと別の容器に移してあげましょう。

親メダカと一緒だと、食べられてしまうかもしれませんが、
ある程度の広さがあれば、ひょっこり生き残っているでしょう。

ミナミヌマエビ

minaminumaebi.jpg

ミナミヌマエビはビオトープのお掃除役です。
苔などをツマツマとお掃除してくれます。

また、繁殖も容易で、気づいたら小さな小エビが泳いでいるかも?
小さくても親とまったく同じ姿をしています。

エビは暑さに弱いといわれますが、
うちのは夏場のお湯のような水の中でも元気にしています。

タニシ

tanishi.jpg

タニシもお掃除役です。
苔や藻などをせっせとお掃除してくれます。
水を透明にする働きもあります。

タニシは卵胎生なので、卵ではなく稚貝を生みます。
よく間違われますが、ゼリー状の卵を産むのはタニシではありません。
モノアラガイやサカマキガイで、爆発的に増えるので嫌われています。

よく買った水草について侵入してきます。
アクアリストからもスネールと呼ばれ嫌われていますね。
見つけたらこまめに駆除するしかありません・・・。

タナゴ

一般的なのはタイリクバラタナゴです。
メダカより大きくなるので、大き目の鉢がオススメです。

オスは婚姻色で赤くなり、きれいです。
繁殖は変わった習性があり、イシガイなどの二枚貝に産卵します。
稚魚が孵化してしばらくすると、貝から出てきます。

二枚貝の飼育が難しいので、繁殖は難しいかもしれません。

ドジョウ

シマドジョウや普通のどじょうもお掃除役として、
底に沈んだエサなどを掃除してくれます。

ビオトープでは底が見えないと、姿を見ることがないかもしれませんね。
驚くと飛び出してしまったりするので、
水を一杯まで入れない方がいいかもしれません。

生き物はガサガサなどで採集して入手するか、
熱帯魚屋さん・ホームセンターなどで購入するかです。

近くにない場合は通販が便利です。
有名なのは楽天のcharmさんなどですね。

睡蓮鉢ビオトープのメダカ飼育

メダカやお魚を飼うというと、普通は水槽を用意して飼い始めます。
ですが、圧倒的にオススメなのが、睡蓮鉢ビオトープです。
suiren.jpg

睡蓮鉢でなくても、水鉢やプラ舟、バケツなど何でもいいのですが、
ベランダや庭などの外で飼うと良いでしょう。

日光が当たり、植物も育つ、いわば自然に近い環境なので、
メダカたちも元気に長生きしてくれます。

産卵も繁殖もしますし、関東以南なら冬越しも問題ありません。

それに何よりお手軽です。

水換えも必要ありませんし、エサをあげなくてもある程度は平気です。
水槽で飼育していたときとは、驚くほど簡単に元気に育ってくれます。

水換えって結構面倒なんですよね・・・。
それに、旅行などで家を空けるときも
餌は大丈夫か、ライトはつけっぱなしでいいのかなど気になるものです。

ベランダ飼育ならその悩みも解決です。
verandamedaka.jpg

せっかく外で飼うのですから、自然に近い快適な環境で暮らしてほしい。
そこで睡蓮鉢を利用したビオトープを作ってあげましょう。

土も水生植物も入り、自然に近い環境が整います。
睡蓮の花が咲き、メダカが涼しげに泳ぐ。

とてもすてきなビオトープライフが送れますよ!