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ベランダビオトープは朝がオススメ

今年はもう終わりだと思っていたスイレンがまた咲きました。
おまけのような感じで嬉しいですね。
今度こそこれで終了だと思います。

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マンションのベランダでビオトープやメダカ飼育を楽しんでいる方も多いと思います。
ベランダビオトープに最適なのは朝です!

朝だと涼しいので、人間にとっても優しいです。
昼間だと汗がダラダラと出てきて、5分と見ていられません。

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人間の都合だけでなく、お魚にとっても一番元気な時間帯です。
餌の食べ方も良いですね。
炎天下の昼間だと、エサをあげても姿を見せず、食べそびれるメダカも出てきます。

一般的にマンションのベランダは南向きが多いので、一日中、日が当たる可能性が高いです。
朝はまだやさしい日差しなので、元気です。

夕方は西日が強烈なので、お勧めできません。
日が沈んでからならいいのですが、寝る直前だと食べたものが消化できないのでいまいちです。

朝の欠点は日光がさすので、写真がうまく撮れないことでしょうか。
まあ、単に腕の問題という話も・・・。

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楊貴妃メダカに痩せてきている子がいて気になります。
老化してくると仕方ないですが、それでも気になりますね。
先週はあまり餌をあげなかったのがよくなかったのでしょうか!?

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タナゴには痩せるなんて無縁です。
いつだって食欲旺盛です。
餌のときに興奮して、メダカを追い回さないでください。

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以前、花が咲きまくっていたオリーブですが、小さなオリーブの実が何個かついていました。
食べられないと思いますが、色がついたりするのかな?
どうなるのかこちらも楽しみです。

水草が成長しすぎて睡蓮鉢の掃除が大変

梅雨はまだ続いていますが、そろそろ夏の陽気です。
植物の成長にはぴったりなのか、ベランダの睡蓮鉢がすごいことになっています。

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睡蓮の葉とアナカリスが増えすぎて、水中が見えなくなってきています。
ホテイ草やアマゾンフロッグピットの根に絡まるように藻やアオミドロなどもべっちゃりついています。
これはお掃除が大変です。

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しかし、水面が少ないので餌をあげると、集まってくるので写真が撮りやすいです。
ミナミヌマエビもエサ取りに参加しています。

メダカもですが、ミナミもタニシも繁殖しています。
生物にはいろいろ条件がよいのでしょうか?
ちなみに、糸状藻も元気です・・・。

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タイリクバラタナゴも水面に来て、めだかの餌を横取りしています。

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睡蓮の花芽がさらに出てきました。
今年の睡蓮はとても元気です。

タニシもミナミヌマエビも昨年より繁殖していますし、稚メダカもエサをあげなくても成長速度が速いです。
いろいろな生き物の食物連鎖がうまくいっているのでしょうか?
なんにせようれしいです!

台風の傷跡 野外飼育は注意

台風15号すごかったですね。
震災の日に続いて、帰宅難民になりましたが、今回は21時ごろには電車が復活したのでなんとかなりました。

尋常ではない風と雨でベランダのビオトープも被害を受けました。
ベランダなので屋根があるから・・・と対策は水位を減らしておいただけでした。

ところが、こんなすごい台風は初めてでした。
倒木や停電もありましたし。

うちの飼育容器の被害状況です。

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水槽は高さがあるからか被害なしです。
特に水が溢れることもありませんでした。

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楊貴妃メダカの稚魚用バケツです。
ヒドラの被害からよく洗って復活させました。
こちらは立地的に一番奥だったので、あまり水が溢れなかったようです。
稚魚の姿も見えるので、被害は少なかったと思われます。

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今年生まれのメダカのいる睡蓮鉢です。
こちらは水も溢れまくったようですが、メダカが大人なので無事だったようです。
さすがは野生的な黒めだか。
洪水対策は本能で知っているようです。

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メダカの稚魚とタナゴが入った睡蓮鉢。
なぜかグリーンウォーターが透明になりました。
台風で水が入れ替わったのでしょうか!?

こちらはある程度大きくなった稚魚は無事でしたが、生まれたての稚魚はどうなったかわかりません。
激しい風と雨で睡蓮鉢は波打っていたようなので、生まれたての稚魚にそんな体力があるかどうか・・・。
ミニサイズの稚魚は見つけられません・・・。

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こちらはタイリクバラタナゴ。
無事な上に透明度が上がって姿がよく見えるようになりました。

翌朝、ベランダの排水溝にはホテイ草とアマゾンフロッグピットが多数溢れていました。
そんな中、水溜りにいるミナミヌマエビを1匹レスキューすることができました。
すごい生命力です!

ミナミヌマエビはもともと何匹いるかわからないので、どうなったかわかりません。
今もたくさんいるので、そんなに被害にあっていないと思いますが・・・。

結論としては、大人の魚は少々の台風では乗り切るだけの生命力がアリ。
稚メダカはそこまでの泳ぐ力がないので、オーバーフロー対策は必須!
野外飼育をしている方は注意してくださいね。