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タイリクバラタナゴがメダカの稚魚に嫉妬

お盆の夏休みも終わりましたが、まだまだ暑いですね。
屋外飼育ではぬるま湯のような水温になりますが、メダカたちは元気です。

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暑いと元気になるのか、睡蓮の花芽が再び顔を出しました。
これは今年も睡蓮の花を何度か楽しめそうです。

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無事に開花しました。
日差しを浴びて花が乾燥しているので、水をかけてあげると気持ちよさそうです。

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徐々に大きくなるメダカの稚魚たちです。
もう子メダカと言ってもいいサイズですね。

元気に餌を食べています。
そんな子メダカ達を垂直立ち泳ぎでじーと睨んでいる子が・・・

 

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それは同じ睡蓮鉢で同居しているタイリクバラタナゴです。
本当はもっと垂直にこっちを見ているのと目が合ったのですが、写真には撮れませんでした。

普段は睡蓮鉢の底の方にいるだけで浮上してこないのですが、毎年夏になるとタナゴにとっては生死がかかった事件が起きます。

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それは子メダカたちによるエサの横取りです。
タナゴのエサは、キョーリンの川魚のエサをあげています。

沈下性でゆっくりと沈んでいくので、タナゴはそれを水中でキャッチしたり、底に沈んだのを食べていました。

それを子メダカが口に入りそうなので、ちょっかいを出し始めたのです。

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エサが見えているのに、横取りされそうなのを見て、ついに姿を現しました。
子メダカに負けないように、エサの争奪戦に参加です。

もちろん体が圧倒的に大きいので、子メダカには負けません。
きっちりエサを食べている上に、小さなメダカの餌も食べています。
子メダカにとっては災難ですね。

でも、タナゴとメダカの混泳は特に問題なくうまくやっていますよ。

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今では当たり前のように浮上してきて、エサを食べています。
しかし、慎重なのかヒット&アウェイで、食べるといったん水中に逃げます。
そして、また浮上してくるのを繰り返しています。

しっかりと中途半端な位置に沈んでいるエサも巡回して探して食べていますよ。

そういえば、タイリクバラタナゴの目はずっと赤かったのに、今年はそうでもないようです。
大人になると赤くなくなるのだろうか・・・?

メダカも好きな天然餌

今週末は台風が日本列島を襲い、猛威を振るいました。
西日本のメダカ飼育者さんが大丈夫か心配です。

大雨は屋外飼育者にとって、メダカが流れ出さないか恐怖ですね。
今回の台風は洪水被害もあって、メダカだけではなく人間にも恐ろしかったです・・・。

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穏やかな晴れの日の楊貴妃メダカ。

自然界のメダカが泳ぎ回って探しているもの・・・それはもちろん餌です。

特に待ちわびているのは、天然餌。
ミジンコのようなプランクトン。
そして、水面に落下してしまう虫などを待っている訳です。

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成長してきた楊貴妃子メダカも色が濃くなってきました。
よく見ると、問題の天然餌がたくさん写っています。

 

 

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アブラムシ?です。
アマゾンフロッグピットや睡蓮の葉、ホテイ草の上はもちろん、
アナカリスの水上に出た部分にまで器用に取り付いています。

特にこの睡蓮鉢は、稚魚用なので天敵が少ないのか、よく増えています。

見た目にも植物にもよくないので、駆除しましょう。
アマゾンフロッグピットをつついて、水面にアブラムシを落とすと・・・。

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水を弾いて浮いています。
そして、必死に泳いで陸地を目指しています。

ところが、そんな姿を見て、すぐにメダカが食べに来ます。
目高と言われるように目が上についているので、見逃しません!

あっという間に駆除完了です。
餌もあげずに済むので、助かります。

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子メダカだって、がんばって駆除に協力します。
天然の餌を食べているからか、すごく元気です。

大人のメダカになるのもすぐですね!

睡蓮の花が開花しました!

毎日暑いですね。

ベランダのメダカの世話も大変です。
餌をあげるのも暑いし、蒸発した水を足し水してあげるのも暑い。

メダカの写真を撮るのは、当然日が当たっているときがいいのですが、暑すぎて直射日光が当たらなくなるを待ったり・・・すると暗い写真になってしまいます。

ジレンマです。

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楊貴妃メダカは暑いのに元気ですね。
手を入れてみるとお湯になっていますけど。

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ついに花芽が出てきた睡蓮ですが、なぜか元気がありません。
このまま咲かなかったらどうしよう?

 

こういうときは、カミハタのスティック肥料です。
毎年重宝しています。

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結果、今年も無事に開花しました!
毎年咲いてくれるので、ささやかな楽しみになっています。

メダカの飼育とあわせて、水生植物の花を見るのも楽しいですね。
ホテイ草やアナカリスなども花をつけるので、かわいらしいです。

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睡蓮の花と同居するクロメダカの稚魚です。

ところで、この睡蓮鉢は陶器でできているからか、日光の影響を受けやすく、水温がすぐにお湯になってしまいます。
他のプラスチック製のプランターやバケツに比べても水温上昇が激しい。

メダカの稚魚もタイリクバラタナゴもミナミヌマエビも生体は元気そうですが・・・。

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さすがに気になるので、すだれを半分かけました。
睡蓮は太陽の光を好むのですが、背に腹はかえられません。

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3日目の睡蓮の花です。

さすがに弱ってきている感じですね。
3日間無事に花を楽しませてくれました。

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お勤めを終えて、現在は水中に沈んでしまいました。
また、二番花、三番花を咲かせて欲しいです!