カテゴリー別アーカイブ: ミニビオトープの作り方

睡蓮鉢の引っ越しで活躍するのは

睡蓮鉢を新しくするために水をはって、1日寝かしました。
カルキが抜ければ、飼育水ごと入れてあげれば環境も激変することなく問題なく移植できます。

 

ところが・・・今回は睡蓮鉢の引っ越しではなく、本当の引っ越しなのです。
幸い移動時間が1時間程度の距離なので、比較的容易に移動させられます。

 

 

 

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まずは毎年咲いている睡蓮を発泡スチロールの箱に入れます。
引っ越しのときの強い味方です!

 

 

 

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次はメダカやミナミヌマエビ、タニシなどの生体です。
こちらは蓋のカチッとしまる衣装ケースです。
同じく引っ越しの強い味方です!

 

ちなみに、ワタクシ睡蓮鉢の前は大きめの衣装ケースで飼っていました。
湾曲しないような固い衣装ケースがオススメです。

 

 

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水が抜けてきました。
メダカを採るときは傷つけないように気をつけてください。

最後の方に残ったエビは取りづらいです。
そういう時はバケツにつけたザルに開けるとうまく取れます。

 

 

 

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いました・・・。
ヤゴです。10匹弱はいました。

しかし、親めだかが入っている鉢だったので、これといった被害はありませんでした。
不幸中の幸いです。
ビオトープだとヤゴが入るのも仕方ないですね。

 

 

 

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衣装ケースの半分くらいまで水を入れました。
あとは、しっかりとフタをして、新聞紙でくるんで移動開始です!
無事に到着できるといいのですが。

新しい睡蓮鉢の作成!でも、アクシデントが・・・。

ついに睡蓮鉢を新しくすることにし、いつも購入しているcharmさんに注文しました。
渋い色合いと『彩』という名前が気に入りました。

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かなり大き目の梱包で到着!
注意書きもしっかり書いてあります。

ところが・・・。

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割れとるやん!!
真っ二つに底が割れています。
緩衝材があまり入っておらず、梱包が甘い気がします。

しかし、そこはcharmさん。
電話をすると、次の日には再送してくれました。
今度は倍ぐらいの大きさの箱で届きました。

どうでもいい話ですが、通販だとトラブルはつき物ですので梱包はすぐ開けたほうがいいですよ。
そして、こういう電話をしたときに「お怪我はありませんでしたか?」と聞いてくれる会社はまともなので、安心できると思います。

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トラブルを心配していましたが、すばらしい対応をしていただいたので、今後も利用します。
お詫びのボールペンまでいただきました。(正直、アレですが)

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早速、ベランダに置いてみます。
おおー、なかなかいいですね。

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底砂は今回も田砂にしました。
ビオトープなので、赤玉土や荒木田土もいいと思います。
荒木田土は粘土状の田んぼの土なので、微生物が発生しやすいです。

個人的にドジョウを入れたいのと、以前赤玉土で水虫(ゲジ)だらけになってしまったことがあるので、避けています。恐らくは水草などについていて混入したんだと思いますが。

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田砂を入れてみました。
水を入れると濁りが出ますので、軽く手もみして濁った水は捨てましょう。

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半分くらいまで水をはりました。
カルキ抜きのために一日寝かします。
残りは環境が激変しないように現在の睡蓮鉢の飼育水から移します。

長くなってきましたので、また次回続きを書きます。

今回の睡蓮鉢はなかなか素敵でしたので、よかったらどうぞ。

睡蓮鉢ビオトープに生き物を入れよう

とりあえず、完成した睡蓮鉢ですが、まだ生き物も入っていません。

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生き物を入れるには、微生物が住み着く底砂がある方が安定します。
睡蓮鉢1号にはきれいかなと五色石をいれました。

今回はどじょうを入れたいので、どじょうにぴったりの田砂にします。

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そのまま入れると水がにごるので、一度バケツで軽く洗いましょう。

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田砂が入りました。
少しそれっぽくなりました。

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カボンバを植えてみました。
隠れ家があった方が生き物も喜びますね。

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すぐにメダカや生き物を入れても大丈夫だと思いますが、
念のため1週間水を慣らしてみました。

すでに生き物を入れている鉢があるなら、その水を入れてあげるといいでしょう。
バクテリアが入ることになりますね。

水換えもしましたが、緑水になってきています。
スイレンの葉も1枚増えました。

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準備はOKです。
生き物を入れてみましょう。
ミニビオトープでメジャーなのは、メダカ、ミナミヌマエビ、タニシなどです。
タナゴやどじょうもいいですね。

生き物を入れるときには、水合わせをしてください。
初心者のうちはいきなり生き物を投入してしまい、
2・3日で死んでしまうという失敗をやりがちです。

自分が海やプールに入るときも、いきなり飛び込むと「冷たい!」となると思います。
ましてや小さな生き物ですから、そのショックで弱ってしまうこともあります。
幸いメダカやどじょうは強いですが、エビなどはデリケートなのできちんと水合わせしてあげましょう。

水あわせのやり方

1.水温をあわせる
  買ってきた場合、ビニールの袋に入っていると思いますので、
  そのまま2、30分浮かべておけばOKです。

2.バケツやプラケースに袋の中身を移します。
  ちょうどいい入れ物がなければ、袋のままでも大丈夫です。

3.袋の水を減らし、睡蓮鉢の水を少しずつ入れていきます。
  元の水から、睡蓮鉢の水に慣れさせていきます。
  ゆっくり時間をかけて水を足していきましょう。
  1?2時間程度が目安です。

4.十分に水が入れ替わったら慣れたら、魚やエビを睡蓮鉢に入れます。
  ショップの水が原因で病気を持ち込む可能性があるので、
  網ですくって入れるのがベターです。

  でも、そこまで神経質になることはありません。
  日光の力で消毒してくれるのでしょうか!?

  問題なさそうなら、容器から直接入れてもかまいません。
  水につけてあげて、自分で出て行くようにするのもいいですね。

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水が透明ではないのでわかりづらいですが、
左端にミナミヌマエビがいます。

ミナミヌマエビとタニシが入りました。
もう少ししたら、別の水槽にいるタナゴとドジョウを入れる予定です。
元気に育ってくれるとうれしいです。