月別アーカイブ: 2014年6月

稚魚に大小が出てきたら隔離を

梅雨の貴重な晴れ間となると、メダカ達も日光を浴びて気持ちよさそうです。

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楊貴妃メダカたちも俊敏に動いていますね。

6月に入り、なぜかミナミヌマエビが調子を崩していたのですが、持ち直しました。
やったことと言えば、2,3日にわたって5分の1くらいの水替えを行っただけです。

暖かくなって、餌をやりすぎたのでしょうか?
ひとまずは落ち着いて一安心です。

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稚魚用のバケツです。
一部白っぽい個体がいるのですが、楊貴妃メダカの稚魚でしょうか?
色が薄いです・・・。

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楊貴妃メダカは元気にエサはモリモリと食べていますが、産卵しなくなりました。
ライズボールプランターの容量に対して、数が多すぎるのでしょうか?
これ以上増えるのが困って産卵しないのか、もしかして老化でしょうか?

稚魚用バケツの稚魚にも大きさに大小の差が出てきました。
稚魚用のエサをあげているので、共食いになってはいないようですがもう少し大きくなってくるとそうもいってられません。

親メダカと同居するのも早そうなので、別の睡蓮鉢に隔離することにしました。

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タイリクバラタナゴが一匹いるだけで、魚は他にいません。
現在はミナミヌマエビとタニシの天国となっています。

少し育った稚魚のみ移動しました。
意外と泳ぐスピードが早いので、コップですくうのがなかなか大変でした。
小さい稚魚も一緒に入ってきてしまうし・・・。

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ミナミヌマエビも新入りのメダカに我関せずといった感じです。

気になるタイリクバラタナゴとの混泳ですが、特に問題ないようです。
睡蓮鉢の水深が深いので、タナゴはほとんど水面出でてくることなく姿を見せません。

エサも沈下性の川魚のエサを使っているので、ほぼ上がってこなくなりました。
アナカリスやアオミドロのようなコケも繁殖しているので、自然の障害物となってタナゴもあまり浮上してこないようです。

これはこれで悲しいのですが、今のところはかえって良いですね。

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白っぽいメダカが食べているのが、稚魚用のエサです。
稚魚の生存率が上がるので、天然餌がなくてなかなか大きくならないときなどにはおすすめです。

6月は稚メダカから仔メダカへ

6月に入り、梅雨入りしましたね。
梅雨のしとしと降る雨とは異なり、どしゃ降りとなり、焦りました。
雨水対策はしっかり行ってくださいね。

爆殖したヒラマキミズマイマイがホテイ草の根にもいっぱいくっついていたので、ホテイ草は株分けして小さいのだけ残しました。

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根っこはよく確認しましたが、また住みつかれたらどうしよう・・・。

5月のゴールデンウィークのあたりから、メダカ達も毎日のように産卵しています。

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モリモリに卵をつけた黒めだか。

ホテイ草の根や藻などに付いた卵を取っては、バケツのホテイ草の根に移しています。
楊貴妃メダカも産卵していますが、あまり卵が採集できていません。
狭いプランターなので、人口密度が高すぎて産卵しないのでしょうか?

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徐々に孵化し始め、このような数だった稚魚たちも。

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たくさんの数に増えました。

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かなり大きくなったメダカもいます。
もう仔メダカと呼べるサイズかもしれません。

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一番大きい稚魚は、少し色が付いています。
もしかして楊貴妃メダカでしょうか?

ところで、6月は毎年なぜかメダカやミナミヌマエビなどの調子が悪くなります。
産卵を終えて、力尽きるのでしょう。

ミナミヌマエビはそうでもない小さいのも亡くなったりするので、謎です・・・。

タニシと思ったら違った!謎の巻貝が爆殖

まだ6月になったばかりだというのに暑いです。
そろそろ屋外のメダカの飼育鉢にも日除けなどの対策が必要ですね。

以前に紹介したベランダのシマトネリコですが・・・

落葉樹だったので、落ち葉がひどいことに!
睡蓮鉢の上に葉が落ちて、大変なことになっていました。

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1日にしてこの具合です。
まあ、めだかにとっては良い隠れ家のようです。

オリーブやゼラニウムも一斉に落葉したので、新芽の季節には起こることなんですね。
ベランダの掃除が大変でした。

毎年、ホテイ草などを購入すると、ついてくるのがスネールです。
大人しくしていてくれればいいのですが、あっという間に増えるのが迷惑です。

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迷惑貝の代表、おなじみの巻貝。
右巻きか左巻きかわかりづらいのですが、モノアラガイはほとんどいないらしいので、恐らくサカマキガイ。

ビオトープといってもベランダのミニビオトープなので、容赦なく駆除します(汗)

まあ、サカマキガイは有名どころなので、いいのです。
問題なのはコイツです。

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調べたところ、大きさは小型なのでヒラマキミズマイマイのようです。

何が問題かというと、
この巻貝が小さいときに、てっきりタニシの幼生だと思ったことにあります。

うちにはタニシしか貝類がいないため、タニシの稚貝だと疑いませんでした。

しかも、ものすごく大繁殖しています。

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こんな具合にたくさんいます。

例年、タニシは繁殖しても数が少なく、今年は大漁だなあ、くらいに思っていました。

しかし、一向に高さが出てきません。
それどころかある程度、大きくなったのにいまだに平たいのです。

気になって調べてみたら、違う!
全然違う種類の貝でした。

もはやうちのビオトープはヒラマキミズマイマイだらけです。
確かに平たくて水の中にいるカタツムリという名前どおりだと感心している場合ではありません。

しかも、メダカの卵を藻やアオミドロから取るときに、一緒に絡まってくるこの稚貝をわざわざレスキューしてしまっていました・・・。

完全に爆殖の片棒を担いだのは私です。
大失敗です・・・。

難しいかもしれませんが、ちょっとずつ駆除して行こうと思います。

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楊貴妃メダカが元気出せ、と言ってくれました。
最近はずいぶんなついてきて、エサを貰いに寄ってくるようになりました。

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最後に、少ないながらもタニシの稚貝も生まれているようで安心です。
なんとか無事に育ってほしいものですね。